Object2VRで作る

 Object2VRを使って、オブジェクトVRの作り方を整理します。  これはPano2VRと同じ、Garden Gnome のソフトです。なので、インターフェースも使い方もほとんど共通しています。なので、カンタン。 ▲Garden Gnomeって、庭の妖精ってな意味のようですね。やっとサイトの変なデザイン(失礼)が分かりました。 1.撮影する  いや、これが大変なんですよ。  ターンテーブルのような物に被写体を載せて、一定の角度毎に撮影し、一回転。  それが終わったら、カメラを多少上にして、一回転。そしたら、もう少しカメラを上にして、一回転・・・・。ぐるぐるぐるぐる。パチパチパチパチ。あーーーーーー。面倒。  というわけで、ここでは、1回転につき48カット。上方向に6カ所の撮影を行いました。  全288カット。 ▲見るだけで面倒な気分。撮影さえできれば、何のことはないので...
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krpanoで作るオブジェクトVR

※本機能はkrpano 1.19には含まれていません。  オブジェクトVRは、krpano toolにある「MAKE OBJECT droplet.bat」でも作成できます。  横一列だけですが、マルチ解像度を併用できるため、拡大できるオブジェクトVRでも表示が速いのが特徴です。  ここでは、1カットが2144×1424=約300万画素で、全48カットの画像を使用しました。 ▲全48カットです。 1.ドロップレットに全写真をドラッグするだけ  作り方は超簡単。全画像を選択して、「MAKE OBJECT droplet.bat」にドロップするだけ。まさにドロップレットですねぇ。 ▲全部の写真をドロップします。たったこれだけ。 ▲計算中。 2.完成しました。  krpanoの他のドロップレットと同じで、画像ファイルの中にオブ...
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ステディカムを使って撮る

 前回のムービーは、カメラを固定して撮影しました。これはこれで面白いのですが、カメラを動かしながら撮りたい! という欲がでてきました。  ただ動かすのも面白いのですが、どうせならもう少し本格的な映像体験をしたい、というわけで、ピクセルアートワークスの岩本さんにお願いし、手作りステディカムを使わせていただくことにしました。  サイトを見ていただくとわかるよう、岩本さん、何でもすごくキレイに作ってしまう方なんです。もちろん、美しいパノラマ雲台も数々作られていますが、まあそれはともかく。 1.ステディカムとは?  ステディカム(スタビライザ)は、カメラを宙吊りにして、滑らかな動きを得る機材です。本格的なものは凄く大きくて高価らしくセッティングも大変だそう。なので、小型にして持ち運びも簡単、コンパクトデジカメや一眼レフ用に特化したステディカムを作っちゃえ、という話。でも、こんなモノ、普通じ...
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パノラマミラー3タイプの比較

 映蔵からは、さまざまな用途に応じた数多くのタイプのパノラマミラーが製造販売されています。  ここまでの記事は、上下方向に画角の広いWide70を使用してきましたが、これ以外に、Hyper70、SOISOS55もお借りできたので、それぞれの比較をしてみましょう。ただ、最初にお断りしておかなければなりませんが、手持ちレンズと撮影場所の制約で、パノラマミラーの性能を十分発揮できていないようです・・・。すみません。  画角や写り方を比較する、という程度に止まったレポートです。  元画像は、600万画素のデータをそのままアップしています。  室内撮影でISO感度は1600にしています。この点も差し引いて見てください。 1.Wide70  映蔵の詳細サイトはこちら。  仰角(上向き)50°、俯角(下向き)60°、直径は7センチ。だそうです。いわゆるコンテンツ作りには一番よいのかな、というのが総合的...
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パノラマミラー画像を展開する

 映蔵のパノラマミラーには、専用ソフトの「Hyper Omni Editor」と呼ばれる画像展開ソフトが付属しています。  次のような簡単なステップで、円形の画像を、長方形に展開できます。さらに「java」と呼ばれる仕組みでムービー表示できるhtml付きのファイルまで作成できます。 画像を読み込ませる。 画像の外周と内周、両端の切れ端を設定する 画像を書き出す  通常のパノラマ作成に慣れていると、おそろしく不安になるくらいの簡単さで、バッチ処理も可能です。  映蔵で扱っているパノラマミラーは、形状や画角はもちろん、投影方式なども異なっています。このため、このソフトを使用する際に、適切なプロファイルを適用できるのも特徴です。 1.画像を読み込ませる  「Hyper Omni Editor」は、ほとんど説明書を読まなくてもわかるくらい簡単です。 ▲「Hyper Omni Edit...
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マスターレンズの焦点距離による変化

 ほどほどで手を打とうと思っていたのですが、どうしても気になって調べてみました。  これまで調べて来たように、マスターレンズの焦点距離はかなり融通が効きます。というのも、パノラマミラーの中間リングを伸縮することで、画面に写るサイズを変更できます。マスターレンズにクローズアップレンズや中間リングを装着すれば、基本的にはどのような位置でもピントを合わせられるはずです。  では、焦点距離などどうでもよいか? とはきっとならないはずなのですが、何が変わるのか? が今一つわかりません。  以前調べたところでは、パノラマミラーの焦点とマスターレンズのレンズ中心を合わせるのが高画質を得る基本、でしたが、これとズームの関係もわからないままです。画質が変わるとしてもいったいその差はどの程度なのか?  というわけで、ま、試してみればよい、と。  使用したのは、キャノン・EOS・Kiss。18~55ミリの...
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知られざるパノラマミラーの基礎知識(改)

 パノラマミラーの仕組みについてはコチラにざっくりしたところを整理しています。  基本的な考え方はそれなりかと思うのですがいかがでしょう。  さて、この度、映蔵さんからのご協力を得ることができ、パノラマミラーを実際に使ってみる機会に恵まれました。  レンズのセット、ソフトウェアの使い方など、紹介すべきことはたくさんあるのですが、その前に、パノラマミラーのピント合わせについて驚くべき意外な事実を整理しておきます。  通常の光学レンズとは全く異なる性質があり、これを知っておくことは、パノラマミラーを使う上でかなり重要なことだと思います。  いや、とにかくびっくりする事実からのスタートです・・・。 1.とりあえず撮ってみたら・・・何だこれ? な事実が  細かな話は後。   パノラマミラーをセットして、マスターレンズのピント位置は最短撮影距離の25センチ。写真の赤矢印の位置に合わせて撮影しま...
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パノラマミラーの研究

 09年の冬に、拙ブログにてワンショットパノラマ撮影用のミラーについて整理した記事を転載します。  ちょっと数学用語が出てきて、頭が良さそうに見えますが、計算式は一切使いません。  1.パノラマミラーとは?  2.円、楕円、放物線、双曲線の特徴  3.放物面が凸レンズ代わりになる  4.双曲面で全周ミラーができるわけ  5.双曲面ミラーのピント合わせ  6.意外な楕円面ミラーの考え方  7.楕円面ミラーのピント合わせ 1.パノラマミラーとは?  パノラマミラーとは、カメラのレンズの前に装着することで、水平方向の360度、全方向をワンショットで撮影できるアクセサリーのことです。  ロボットの位置情報検出、監視カメラ、不動産物件のWEB上での紹介などの他、アートのジャンルでも使われます。  撮影例として、このムービーは傑作!  メインとなるのは、凸双曲面ミラーを使うタイプです。例え...
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パノラマミラーで高画質に撮るには?

 パノラマミラーの面白い性質については、ざっと理解できました。  今回は、実際に映蔵「WIDE-70」を使って、先に理解した性質を押さえながら、高画質パノラマを撮影する方法を確認していきます。 1.なにより大事なミラーのクリーニング  面白いことに、パノラマミラーでは、どこの距離の被写体にピントを合わせようとも、必ずミラー表面にもピントが合います。  つまり、被写体にピントが合う部分に関しては、ミラー表面の汚れ、傷、指紋も全てピントばっちりで写ってしまいます。  高画質で撮影するには、なによりもミラーのクリーニングが必須、なのですね。 ・・・・・ミラーの汚れを防止するためにアクリルカバーがあるタイプもありますが、実はアクリルの表面にもピントが合います! なので、高画質を得るにはアクリルカバーはまったくメリットはない、と考えてよいでしょう。 ▲光学レンズやセンサーと同様、無水アルコ...
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映蔵WIDE-70を使う

 パノラマミラー(映蔵WIDE-70)を、APS-Cサイズ一眼レフで使う方法を整理します。  レンズとの組み合わせが難しいところで、実をいうと標準セットになっている安価な標準ズームとの組み合わせがもっともよいようです。が、私、所有しておりません・・。先日、売っぱらっちゃった・・・あーあ。後悔先に立たずとはこのことで。  主要なポイントは下記。 適切な焦点距離は28~35ミリ程度(35ミリ換算はこの1.5倍)。 撮影距離(ピント位置)は、20~25センチ程度。 口径は52ミリ。レンズに応じてステップダウン(アップ)リングが必要。  マクロレンズが必要とはよく言われますが、望遠系では画角が不足して円形の画像を撮影できません。広角系のマクロレンズが必須です。  標準セットになっている安価な標準ズームは、そこそこ広角であり、意外にマクロ撮影に強い性質があります(パノラマミラーでは極端な...
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